ぬり絵をしたサクラの花が咲く、デジタルお花見体験
東芝創業85周年を記念して1961年に開館した「東芝科学館」は、2014年には川崎駅前に「東芝未来科学館」としてリニューアルオープンしています。
東芝未来科学館の館内企画展示室で開催された「デジタルでお花見体験!ぬり絵de お花見」は、東芝テック複合機とミルキーホルダースリムを組み合わせた体験型の特別イベントです。イベントの当日には、おおぜいの子どもたちが集まり、列をつくる盛況ぶりでした。
この催しは、下絵のサクラの花にぬり絵をし、複合機でスキャンすると、壁に描かれたサクラの木にプロジェクターで投影され、花が咲いたように見えるというもの。サクラの花の下絵は、全部で5 種類。Loopsの消せるトナーで印刷されています。子どもたちは自分で好きな絵柄を選び、フリクションのペンでサクラの花に色をつけていきます。その花はスキャンして壁に投影されるだけでなく、その場でクリアホルダーに印刷され記念に持ち帰ることができます。ぬり絵で利用した用紙は消色し、また下絵を印刷して再利用します。
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企画展示会場の東芝テック複合機とLoops -
常設展では海の生きもののぬり絵が泳ぐ -
利用した用紙は消色装置に -
用紙は消色され再利用
Loops でのスキャンデータは、投影用とプリント用とに自動加工
「デジタルでお花見体験!ぬり絵deお花見」は、消せるインクで印刷し、消色して用紙を再利用するために、モノクロハイブリッド複合機Loops LP35と消色装置Loops RD301を活用しました。オリジナルのクリアホルダーは、カラー複合機e-STUDIOシリーズとミルキーホルダースリムを組み合わせて作成しています。東芝テック複合機の特長を活かし、科学館らしい工夫された体験型イベントを開催することができました。
子どもたちは、自分が一所懸命ぬったサクラの花が投影されるのをみて大喜び。さらにその絵が印刷されたクリアホルダーを手にすることができ、とてもうれしそうな顔をして持ち帰っていました。また、一緒に訪れた保護者の方も、ユニークな複合機の活用法に関心を寄せていました。そのため今後の体験型イベントにもLoopsの活用を計画しています。
国内で指折りの歴史を持つ企業ミュージアムである同館では、常設展に加えてこのような企画展で、東芝グループの技術を子どもたちにわかりやすく体験・体感できるよう工夫しながら紹介しています。企画展は、子どもたちが長期の休みになる期間や、大型連休の時期や、大型連休の時期に合わせ年間5回から6回開催し、好評を得ています。
