データエントリーソリューション DXの推進に向けた活用例を紹介

Club-TEC

2022年3月3日

データエントリーソリューション DXの推進に向けた活用例を紹介

オフィスにおけるデジタルトランスフォーメーション(DX)で求められるのは、情報を効率よく利活用し、生産効率を高める業務ワークフローの構築です。コロナ禍による経済活動の制限は、テレワークの普及を加速させましたが、一方で情報のデジタル化はなかなか進んでいません。まずは手書きの帳票や紙の資料などのデジタル化が必要とされています。この変換作業の自動化により高効率で行えるデータエントリーソリューションが注目されています。

働き方改革の進捗とDX推進のポイント

日本国内における働き方改革関連法が2019年4月より施行され、時間外労働の上限規制の導入、年次有給休暇の確実な取得並びに正規・非正規雇用労働者間の不合理な待遇差の禁止の改善を求められています。これらを実行するために各種の取り組みがなされ、その手段の一つにテレワークの推進があげられていました。当時は推進するにもインフラがない、そもそもテレワークできる業務がないなどの課題があり、あまり進みませんでした。しかし、昨年からまん延している新型コロナウイルス(COVID-19)により、この状況が一変しました。緊急事態宣言により事務所への出社が制限され、業務を停止させないためにテレワークを実施した企業も多くあり、テレワーク自体が加速しました。

一方で日本のDXを加速すべくデジタル化の推進が進められ、細部においてはペーパーレス化が求められています。こういった中で、大半の企業はデジタル化・オンライン化へのさらなる対応が必要不可欠になってきています。

新しい生活様式に対応するワークスタイルとデジタル化

今年9月にはデジタル庁の発足が予定されており、日本のDXが本格的に加速すると予測されます。これから新型コロナウイルスワクチンの接種が広がり、世の中に人の流れは戻ってくるとは思いますが、一方でテレワークをはじめとするデジタル化については、一応の効果も体感されており、事務所で働くオンサイトとテレワークで働くオフサイトの両立、すなわちハイブリッドなワークスタイルに変貌することが現実となってきています。

このハイブリッドなワークスタイルにおいて、フルデジタル化にするにはまだまだ多くの課題が残されています。自社独自でデジタル化を推進しても外部取引先や顧客とのつながりにおいて、多くの紙書類(アナログデータ)が残されています。このアナログデータをデジタルデータに変換するソリューションが今求められています。それが、東芝テックが提供するデータエントリーソリューションです。

東芝テックのデータエントリーソリューションとは?

手書きの帳票や紙の資料など、紙媒体の情報を基幹システムや業務アプリケーションで利用するためには、情報をデジタルデータ化する必要があります。ここで生じるデータ入力という単純作業を自動化することで、業務効率を向上させるソリューションです。

データエントリーソリューション提案事例

東芝テックでは、昨年の10月から「AI-OCR DX Suiteによる手書き帳票お試し読み取りキャンペーン」を実施しました。ピックアップした提案事例についてご紹介します。